インターネット: 2005年11月アーカイブ

ポッドキャスティングに続き、文化放送が、音楽ライブの映像や音声を、ネットのビデオ・オン・デマンドやラジオ、DVDなど多様な形式で発信する新事業「雷電」を発表した。

2004年度の広告費でラジオはインターネットに抜かれたのは記憶に新しい。ラジオの広告媒体としての価値が、あらためて問われることとなるだろう。ポッドキャスティングの登場で、危機感を持ったラジオ局が次々と参入してきた。ポッドキャスティングはまだそれ自体、どうやって収益を上げていけるかは見えていない。それでも参入するのは、ラジオ局の存在価値を高め、ひいてはラジオを聴いてもらうためだろう。

我々の世代(60年代生まれです)は、中学・高校時代、ラジオの深夜番組を聴き、仲間との話題になったものだ。20代になるとラジオからすっかり離れてしまったが、ラジオに返ってくる人もいる。いわゆる思春期のラジオ体験が大きいのだと思う。

今、世の中は様々なメディアで溢れており、ラジオはその一つに過ぎない。今の中学生・高校生は何をしているのだろう?この世代にアピールするものがなければ、彼らが大人になっても帰ってくることはないだろう。

ポッドキャスティングもラジオ活性化の一つかもしれないが、中高性を引き付ける何かが必要なのでは?

TBSの動きが加速している。先月アマゾンとの提携を発表したばかりだ。
楽天との統合問題がTBSの動きを活発にし始めたようなカタチになっている。

サービス毎に、最適な相手と組む。この戦略は間違っていないと思う。ネットと放送は融合しない、というのが現在のところの妥当な意見だ。ただし、ネットと放送のシナジーはこれからも続いていくだろう。

ライブドアから端を発した、放送とネットの関わり合い。もうすぐTBSとアマゾンが一つの回答を示す。

ただ、あの世界不思議発見のような(あれは電話だけど)のだけは勘弁してほしいなあ。。

このサービスが開始されるのはちょっと前に知っていたが、今日はGoogleデスクトップに現れたので、あらためて見てみた。
ソースは何と日刊スポーツである。
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-051105-0006.html

アマゾンはA9以来、新サービスのアナウンスはあまり耳にしていなかった。おそらくこのサービスは本の全文検索技術と、アップルミュージックストアの影響があるのではないだろうか?

確かに自分は、本のこの記事を見たいために購入することがよくある。特に専門書になるとその傾向は顕著だ。小口売りして、Web上で見られるようにするというのが、サービスの概要であるが、果たして普及するのだろうか?
本を買う人というのは、本を買うことだけで満足する場合が少なくない。知識を本棚にしまっておくようなものだ。
一方で、今読まなくても、知識をすぐ取り出せるということのために購入する場合もある。そうした場合に本のバラ売りというものが、有効なのかどうか。そこにかかってくるだろう。

ここのところGoogleはコンスタントに新サービスを出し続けているし、Yahooも活発になってきた。負けじとMSNも頑張っている。アマゾンも動き出した印象だ。

TBSとアマゾン

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楽天の経営統合オファーで少々霞みがちであるが、先月24日にTBSとアマゾンが提携を発表した。
地上波デジタル放送のデータ放送で、アマゾンの書籍を販売しようというものだ。
世の中一般的な見方では、こういうのはありがちかと思えるかもしれないが、実はデータ放送というのはかなり複雑である。それに加えて、キーボードがないため購入者側にとってはかなり煩雑だ。個人情報をどうやって取得するのか(B-CASカードを使うのか)、決済はどうするのか、色々と興味深い。

テレビは本来受動的なものであり、データ放送でのショッピングは本当にうまく行くのか?という意見もあるだろう。はたして、視聴者は本当に受動的なのか?
テレビで放映された後の、検索ワードは極端にテレビの影響を受けている傾向を示すという結果が出ている。テレビを見るのは受動的であるが、その後の行動は、能動的なのである。それが今まで通りPC上であるのか、それともテレビ上でその行動が現れるのか?

昔、AIDMA、今AISASと言われる。マーケティング用語である。この言葉に含まれない用語で重要なものが一つある。それはCompareだ。テレビのデータ放送上では、比較のしようがないので、消費者はどんな行動を取るだろう。注目して行きたい。

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